先日、中途採用の協力会社様向けにERP本部が扱う製品の勉強会を実施しました。今回のブログではその勉強会の様子から、Oracle ERP、Oracle系インフラの内容を抜粋してお届けします。(勉強会は、ERP本部の本部長、Div長、マネージャーが登壇して行いました)
◆ERP本部について
ープライム案件の獲得推進
本部長H:ERP本部は、プライム案件獲得増加を目指し「ソリューションパッケージを軸としたプライム案件に果敢に挑戦する」というミッションを掲げています。プライム案件に取り組むことは、より難易度の高いプロジェクトをお客様とともに実行していくため、正直厳しい状況もあります。でもそれをチームで乗り越え、やり遂げたい!
わたしは、困難な状況をともに乗り越えた仲間こそ、真の仲間になれると思っています。そんな仲間と10年後お酒を片手に当時を語り合いたい。10年後成長した自分達を振り返り、大変だったけど成長につながった、楽しかったと、ホープスの歴史に残るような後世に語り継がれるプロジェクトを増やしていくのがERP本部だと考えています。
これまで主流としてきた会計領域だけではなく、SCM領域の強化や、更にはアプリケーション以外のインフラ、ミドルウェアといった全方位的な対応が出来るような組織を目指し日々努力を続けています。
ーERP本部が目指す組織像
本部長H:会社経営を考えると「攻め」と「守り」がどうしても必要、そうした中で我々ERP本部は「攻め」の役割を担い、プライム案件に果敢に挑戦していかなければならないと考えています。「攻める」というと、どうしても数字への執着や、上司からの威圧が強く人間味の無い組織を想像されるかもしれませんが、私が目指す組織はそうではありません。
なぜなら、そういったマネジメントは私自身好きではないし、意味がないと思っているので「しない」と誓っています。
私の考えとして、仕事の楽しさは自ら考えて動くことにあると思っています。なので一人ひとりがある程度の裁量権を持ち、楽しく主体的に行動し、仲間と助け合いながら大きなことを成し遂げる組織を目指しています。主体性がある組織だからこそ「攻め」を担えるし、会社にとっても、お客様にとってもよい影響を与えられると考えています。
プライム案件を通じてお客様の信頼を得ながら、運用保守のフェーズでも更に信頼関係を醸成し、お客様に伴走しながら成長していく組織にしていきたいです。
ーERP本部で取り組んでいる製品
本部長H:ホープス全体の中でも特にERPに力を入れており、ホープスで30年以上取り扱いの歴史があるOracle社のOracle EBSやOracle Fusion Cloud ERP (旧: Oracle ERP Cloud/以下、Oracle ERP Cloud)、SAPに関連する製品を中心に扱っています。
ー協力会社の皆さまへのメッセージ
本部長H:私含め、組織をリードする役職者のほとんどが現場で一SEとして奮闘した経験を持っています。過去に自分たちが直面した課題を、次の世代を担う部下にどう改善していけばいいか、より良くするには何が必要か…そんなことを考えて組織マネジメントに取り組んでいます。
また技術者一人ひとりが希望するキャリアを実現するために適切な目標設定をし明確な評価をすることを大事にしています。そのために1on1のコミュニケーションを徹底しています。メンバー(エンジニア)の成長・キャリアを1番に考える組織であることはぜひ求職者様にお伝えいただきたいです。
◆Oracle ERP Cloud/Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の市場性・魅力
ーOracle ERP Cloudの市場性
マネージャーT:私からは、Oracle ERP Cloudに関してお話します。Oracleは、世界的に見てもERP市場で高いシェアを持ち、特にクラウドERPの分野ではSAPを抜いて1位を獲得しています。最近のトレンドとして、SaaS型のERP導入が加速しており、これにより企業は迅速かつ低コストでの導入が可能になっています。特に、Oracle ERP CloudはAIを活用した機能が増えており、今後の市場拡大が期待されています。
日本のERP市場では、SAPや富士通、オービックなどが主要なプレイヤーとして高いシェアを持ちますが、SaaS型ERPの導入が加速していることから、Oracle ERP Cloudの展開は今後更に拡大していく可能性が大きいです。技術者不足が深刻化している中で引き合いも増えており、Oracle ERP Cloud導入の需要が高まっていることを実感しています。
Oracle部門の採用においては、Oracle製品以外のERPパッケージ経験や、会計・SCMの業務知見があれば積極的に採用を行っています。Oracle ERP Cloudのキャッチアップに対するリスキル支援がしっかりあるので安心してご応募下さい。実際、Oracleに今後の可能性を感じリスキル前提で入社を決めて下さる方が何人もいます。
ーOCIの市場性
マネージャーM:私からは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)についてお話しします。OCIは、Oracle社が提供するパブリッククラウドサービスで、IaaSとPaaSを提供しています。
OCIの強みは、Oracleデータベースとの親和性が高く、AIや機械学習といった分野にも強いことです。シェア率はまだ低いですが、他社のクラウドサービスと比較すると成長率では一番伸びているサービです。また最後発のクラウドサービスのためコストパフォーマンスにも優れています。企業のクラウド移行が進んでいく中で、AI、機械学習への投資が増えたことによりOCIを選択する企業も増加しています。更に他のクラウドサービスとの連携強化やセキュリティ、コンプライアンス強化にも優れており、自治体向けのクラウドサービスにも選ばれております。エンタープライズ市場での更なる普及や、ソブリンクラウド戦略によるデータ主権の確保などによってOCIは更に存在感を強めているので、さらなる成長が見込まれます。
このように今後OCIの需要は増加する一方でエンジニアはまだまだ少ない状態です。OCIの専門スキルを持つことでニッチトップなクラウドエンジニアとして市場価値が高まるため、高い年収も目指せるチャンスだと思っております。
◆ホープスがOracle ERP Cloudに取り組む理由

本部長H:我々は大手企業・中規模企業向けのERP領域でシェアNo.1を目指しています。なぜなら国内にある300~400社の超大手企業に関しては、既に大手のSIerやコンサルファームによってDX化を進めることができています。しかしそれ以外の大手企業・中規模企業に関しては、ERP導入に対しコスト面や人的リソースが足りない等の課題から、ERP導入が進んでいないのが現状です。そういった企業に対して、ERP導入に対する課題を解決し導入支援を行う、そうすることで業務標準化の輪を広げたいというのが私たちの想いです。
Oracle社のOracle ERP Cloudは、コスト効率の良い運用や業務の自動化を実現できる点が強みです。初期投資を抑えながら財務管理や調達管理などの業務を統合できるため、大手企業や中規模企業向けの製品になっています。(※超大手企業、大手企業、中規模企業、小規模企業というように分類した場合。) 我々の想いを実現するために、Oracle製品の特長がマッチするというのが、Oracle製品を扱っている真意です。
協力会社様向け勉強会の内容は以上です。
こちらのブログをご覧いただいている皆様にも、ERP本部のこと、主力としているOracle製品に関して少しでも伝わっていれば幸いです!
ERP本部では3か月に1度を目安に協力会社様向けの説明会/勉強会を実施しております。協力会社の皆様におかれましては次回の開催に関してもご参加いただけましたら幸いです。
また求職者様におかれましては、ご希望に応じて随時カジュアル面談を実施しております。ご興味のある方は以下求人よりご応募の上、カジュアル面談ご希望の旨をお教え下さい。
ERP本部へのご応募・ご紹介お待ちしております(*’▽’)
※Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。
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