産休・育休を経て復帰したエンジニアマネージャーに聞く、キャリアとライフの両立

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今回は、エンジニアマネージャーとして活躍するA.T.さんに、産休前の心境から復帰後の働き方まで、率直な思いを伺いました。

【プロフィール】
A.T.さん(アカウント本部 1グループマネージャー)
新卒でホープスに入社し10年目。
大手証券会社の取引システム開発や、ブライダル企業のDB統合、生命保険会社のシステム基盤更改など様々な経験を重ね、マネージャに就任。
現在は複数のプロジェクトの管理・推進に従事。


産休に入る前の心境について

――産休に入る前は、どんなお気持ちでしたか?

A.T.:正直、不安や焦りはありました。マネージャーになってまだ日が浅いタイミングだったので、「自分が抜けたらチームはどうなるのか」「復帰後も同じ立場で働けるのだろうか」と考えることが多かったです。
これまで長期で仕事を休んだ経験もなく、すんなり戻れるのかという不安もありました。

一方で、会社や上司のフォローはとても手厚かったです。産休に入る時期についても、自分の希望を聞いてもらい、準備期間をしっかり設けてもらえました。ギリギリまで働けるよう配慮してもらえたのもありがたかったですね。

産休の相談を切り出すときは少し勇気がいりましたが、上司の反応はとてもあたたかく、「安心して休んでいい」「復帰後のことも一緒に考えよう」と声をかけてもらえたのが印象に残っています。グループ内にも早めに共有してもらい、メンバーからもたくさんの励ましの言葉をいただきました。

「復帰したらここに戻ってくるんだよ」と、戻る場所を明確に伝えてもらえたことは、とても安心につながりました。仕事が好きで、これまで積み重ねてきたものを大切にしたい気持ちがあったので、不安はありつつも「また戻って働きたい」という思いは大きかったです。


産休・育休中の過ごし方について

――産休・育休中は、どのように過ごしていましたか?

A.T.:基本的には子育て中心の生活でした。最初の1か月ほどは、社内の様子を見るためにTeamsをのぞくこともありましたが、その後はほとんど見なくなり、育児に集中していました。
生活リズムも大きく変わって、想像以上に体力を使う日々でした(笑)

ただ、復帰の時期が少しずつ現実的に見えてくる段階になると、「また仕事に戻るんだ」という意識も自然と芽生えてきました。復帰の3カ月ほど前からは、上司とのミーティングを通じて、業務内容や働き方について擦り合わせをしていました。

産休・育休の期間を通して感じていたのは、必要なタイミングで、無理なく相談できる環境が整っていたという安心感でした。無理に仕事の情報を追いかけるのではなく、少しずつ復帰後のイメージを膨らませることで、気持ちの面でも準備ができました。

今振り返ると、産休前にしっかりと準備や計画をしてもらえていたことが、この期間を安心して過ごせた理由だったと思います。トータルの休業期間は約10か月でしたが、「キャリアを続けたい」という気持ちは途切れることなく、自分のペースで気持ちを整えながら過ごすことができました。


復帰後の心境について

――実際に復帰してみて、いかがでしたか?

A.T.:率直に言うと、まず出てきたのは「戻ってきてよかった」という気持ちでした。
たまたまですが、復帰と年1回の社員総会のタイミングが重なり、久しぶりにメンバーと直接顔を合わせる機会があったのですが、そこで「帰ってきたんだな」と実感して、ほっとしたのを覚えています。
同時に、「よし、これからまた頑張ろう」という前向きな気持ちにもなれました。

業務は、リハビリ期間のような形で少しずつ再開しました。
できるところから少しずつ業務に戻してもらい、周囲のフォローも随所で感じられました。産休前に立ててもらっていた計画通りに復帰できたこともあり、大きな戸惑いもなく業務に戻れたと思います。

復帰して2か月ほど経った頃には、ようやくパフォーマンス面でも「戻ってきた」という実感が持てるようになりました。一方で、10か月という休業期間は、復帰してから振り返ると、新しい生活リズムに完全に入り込んでいた分、思っていた以上に長かったのだなという感覚もありました。ただ、その時間があったからこそ、気持ちを切り替えて今の働き方に向き合えているとも感じています。

また、復帰後もマネージャーとしての役割を続けさせてもらえたことは、自分にとってとても大きかったです。「子育て中だからキャリアを諦めなければならないのでは」と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、実際にはそうではありませんでした。ライフイベントを経たことで視野が広がり、以前とは違った角度からチームやメンバーを見ることができるようになったと感じています。その変化が、今のマネジメントにも活きていると思います。


仕事と子育ての両立

――復帰後に、大変だと感じたことはありましたか?

A.T.:そうですね、やはり子供の体調不良への対応には奮闘する場面がありました。子供が熱を出して1~2日お休みをいただくこともありましたし、風邪が悪化して入院し、1週間ほど中抜けしたこともあります。

急な出来事だったので、最初は周囲に迷惑をかけてしまうのではないかという不安もありましたが、会社や上司からは「まずは家庭を優先してほしい」と声をかけてもらい、働き方についても柔軟にフォローしてもらえました。この対応には本当に助けられました。

また、ホープスには子育てをしながら働くパパ・ママ社員も多く、相談やフォローを得られたことで、一人で抱え込まずに済んだと思います。周囲の理解と支えがあったからこそ、仕事と家庭の両立に向き合うことができたと感じています。

(※ホープスは希望者には時短勤務制度を利用いただけます)


これから産休・育休を取る方、復帰を考えている方へ

――これから同じような選択をする方へ、メッセージをお願いします。

A.T.:一番伝えたいのは、「キャリアを諦めなくていい」ということです。制度や環境が整っていても、実際に産休・育休を取る、そして復帰するとなると、不安を感じる方は多いと思います。私自身も、相談を切り出すまでは少し勇気が必要でした。

また、ホープスはいい意味で過剰なフォローがない会社です。復帰後に極端に仕事の量や難易度が下がることはありません。一方で、状況はきちんと理解したうえで、無理のない形を一緒に考えてくれる。そうしたフラットな姿勢があるからこそ、安心して「続けたい」と言えるのだと思います。

あとは、すべてを一人で抱え込まないことも大切だと感じています。会社やチームは、相談すればきちんと向き合ってくれます。復帰後も、周囲とコミュニケーションを取りながら自分のペースを見つけていけば大丈夫です。

産休・育休はキャリアを止める時間ではなく、働き方や向き合い方を見直す機会でもある。そんなふうに考えてもらえたら嬉しいですね。

――詳しくお話しいただきありがとうございます。
ライフイベントを経ても、安心してA.T.さんらしいキャリアを描き続けることができて何よりです。


ホープスではライフステージの変化を前提に、一人ひとりが長くキャリアを続けられる環境づくりを大切にしています。