ホープスで働く社員に実際のプロジェクトのことについてお話を伺いました!
今回お話を伺ったのは中途入社1年目のK.Oさん。
前職でのご経験と、エンドユーザーとの誠実なコミュニケーションを大切に、日々業務を全うしています。
今後はServiceNow ®の更なる拡大を目指し、知見のアップデートや資格取得にも力を入れていきたいと、力強くお話されていました!
K.O さん ITソリューション本部 LCDPDiv-3グループ所属。2024年中途入社。
【プロフィール】
前職時代から主にServiceNowプロジェクトに参画し、上流工程~下流工程までを担当。さらなる経験の深化と成長が可能なフィールドを求め、ホープスへ入社。
入社後もServiceNowプロジェクトにて活躍中。
趣味は、休日に家族と車で出掛けること。長期休暇には旅行を楽しむなど、公私ともに充実した日々を送っている。
医療・福祉業界の業務効率化:ServiceNow導入の取り組み
-担当されているお客様について教えてください。
K.O:医療機器や医療プラットフォームを提供する企業です。日本の暮らしをより良くするために、医療業界や福祉業界へ向けて、様々な支援事業を展開されています。
-具体的にServiceNowでどのような取り組みをされていますか?
K.O: ServiceNowでお客様の社内業務の効率化を進めています。お客様はGoogleのスプレッドシートで資産管理を行っていますが、件数が膨大に増えたために処理速度が遅くなっています。そのためデータ連携が出来ないなど、様々な問題が発生していました。そういった状況が続き、お客様もGoogleスプレッドシートでの運用に限界を感じていたところ、こちらからServiceNowへの移行を提案させていただき、このたび、ご支援に入らせていただくことになりました。
-お客様が現状の問題を解決するためにServiceNowへ移行することはすんなり決まったのですか?
K.O:実は、社内の申請業務の効率化のため、導入自体は既にされていました。ですが、ServiceNowは社内業務全般を改善することが出来るツールです。資産管理に関してもServiceNowを活用することを提案させていただきました。
-元々導入していたシステムを、もっと活用していくご提案だったということですね!
K.O:そうですね。今の資産管理のプロジェクトが終わったとしても、出来ることはもっと広がっていくと考えています。
-お客様のニーズをキャッチすることはとても重要ですよね。
日々のお客様とのコミュニケーションはどのようにとっていますか?
K.O:基本的にオンラインでのコミュニケーションです。私が熊本に住んでいるというのもありますが。もし関東に住んでいたら出社して対面で話しつつ、といった形になっていたかなとは思います。
-オンラインで業務をされていて、何かやりづらいことはありますか?
K.O:そうですね。例えば、現場の空気感が掴み取りづらいということはあります。資産管理に付き物のキッティングに携わることが出来ず、業務の流れを肌で体感することが出来ないところも難しさを感じる部分です。
-実際にお客様の顔を見て話すことで、業務がやりやすくなることもありますよね。

システム導入と業務改革:4か月の軌跡
―プロジェクトに入られて、4か月ぐらいと聞いていますが、この間に直面した課題はありましたか?
K.O:そうですね。課題としては大きく3点ありました。1点目はServiceNowへ移行するうえで、業務フローを改善しなければならないところが多々あり、そこの調整に時間が掛かってしまった点ですね。
2点目としては、元のスプレッドシートでスクリプトを書いていた部分があり、ここを出来るだけノーコードにしていこうと調整した点です。長期的な保守性の観点もありますし、ServiceNowは基本的にノーコード・ローコードをうたっているツールということもあり、ノーコードで出来るところは全部ノーコードでやっていきたいという想いもあったので…。
最後3点目は、実装したものに対する品質チェックですね。本当に動いているのか、動いたとしても業務にちゃんと沿っているのか。このチェックはちょうど今やっているところです。
-色々とあるのですね。
ちなみに、お客様の業務フロー改善はどのように進められたのですか?
K.O:まず、全体的な業務の見直しを行い、不要な作業を減らしました。
「このオペレーションは本当に必要なのか?」という視点で確認していくと、不要と思われる作業がいくつも見つかりました。そこで、今後の運用をより効率化するために、お客様と相談しながら不要な業務は削減し、逆にこれまで曖昧だった部分については、丁寧にチェックしながら明確化していきました。
例えば、入社者のアカウント発行の際に、複数のシステムにまたがって申請するような複雑なフローになっているところがありました。こうした部分も見直し、不要なものは業務フローから除外し、必要なオペレーションをシステムとして残す、という形で進めています。
-まさに「業務改善」ですね!
とはいえ、実際の業務フローは見てみないとわからい部分も多かったと思うのですが、このあたりはどのようにしてオンラインコミュニケーションで進めていらっしゃるんですか?
K.O:実は、担当の方が前職の頃からの知り合いなんですよね(笑)そういった関係性もあり、おかげさまで明確でスムーズなコミュニケーションが取れていると思っています。もちろん、もともとの関係がなかったとしても、しっかりと話し合いながら進めることを意識しています。実際、見えづらい業務フローについても、細かく丁寧に確認するように心がけていますよ。
-なるほど。業務改善や課題解決の肝は、明確でスムーズなコミュニケーションなんですね!
やはり、コミュニケーションは重要なんだと、改めて実感しました!
業務効率化の鍵:知識のアップデートとAIの活用
―そのほかにServiceNowの特徴はありますか?
K.O:ServiceNowはSaaS製品で、どんどんバージョンが上がっていきます。頻度としては 1年に2回はアップグレードしていき、そのたびに新しい機能が追加されています。最近だとAI機能も追加され、便利な機能が充実してきています。
―業務をしながらバージョンアップにも対応していかないといけないのですね。
K.O:そうですね。「もうその情報古いよ」と言われないようにしなければいけないです(笑)
―ServiceNow以外で身についたスキルはありますか?
K.O:実際に私自身もAIを使うようになりました。簡単な説明文や日本語訳、英語訳を考えてくださいと言ったらパッと出てくるので。今さらかと思われるかもしれませんが(笑)
―なるほど。ご自身の業務も効率化していらっしゃるんですね!私も見習います!(笑)

ServiceNowの未来を切り拓く:展望と目標
―これからServiceNowに携わりたいと思っている方に向けて、必要なスキルや知識があれば教えてください。
K.O:データベースの基本的な知識やJavascriptの基本的な知識があれば大歓迎ですね!
―なるほど。データベースやJavascriptの基本的な知識が役立つということですね!
役立つ知見といえば、ServiceNow社の認定資格もたくさんあると思うのですが、これからServiceNowを始める方にとって、そういった資格はいかがでしょうか?
K.O:そうですね。資格は取得いただくことで、より知見も深まると思います。認定資格も様々ありますが、ホープスでは受験費用も負担してくれるので非常に助かります。
― 資格取得の環境が整っているのは魅力ですね。K.Oさんも、これから是非チャレンジしていきましょう!
K.O:はい! 今期の目標としてはCAD(Certified Application Developer)よりはCIS-HAM(Certified Implementation Specialist-Hardware Asset Management)の方を取ろうかなと。今年中に取れたらいいかなと思っています。
―最後に、今後の展望やエンジニアとしての目標があれば教えてください。
K.O:ServiceNowの知名度は上がってきていると思いますが、お客様にももっともっと知っていただければ、さらに導入が拡がっていくと確信しています。大きな野望ですが、ServiceNowのスペシャリストに成長し、今後のシェア拡大にも貢献していきたいです!
―しっかりとお客様と向き合って、実際に業務改善の提案からシステム導入までをご担当いただいているK.Oさん。これからのご活躍にも期待したいですね!たくさんの貴重なお話ありがとうございました!
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