今回は、ホープスのアカウント本部にて本部長を務める藤高さんと、副本部長を務める三ツ石さんにお越しいただき、お二人が持つ組織への想いについてお話いただきました。
藤高(ふじたか)
株式会社ホープス アカウント本部 本部長(取材当時)
国内大手SIerで約15年間、ITソリューション営業に従事。主に製造業を中心にシステム開発・運用・保守の面から顧客のビジネス課題の解決を行う。その後別の事業会社に転職し、経営管理業務や大規模な基幹システムの改修などに携わり、企業経営の知見を深めたところでホープスへジョイン。2年ほどERP部門でのマネージャーや部長を務めた後、アカウント本部長へ就任。

三ツ石(みついし)
株式会社ホープス アカウント本部 副本部長(マネジメントセンタ本部長も兼務)(取材当時)
ホープス一筋で約20年。アプリ開発SEから始まり様々なプロジェクトを経験。プロジェクトマネージャーやコンサル業務を行いながら、社内の管理部門や社員育成、次第に経営に携わり現在は社員のキャリアアップを推進するマネジメントセンタの本部長を務める。

―それではまず藤高さんにお聞きします。今回のテーマであるアカウント本部は、FY25である今期から新設されたわけですが、どういった部門なのでしょうか?
藤高:はい。 アカウント本部は、お客様のビジネスの解決、もっと言うとお客様の本流のビジネスの解決を中心にすることを大きな狙いとしています。本流というのは、例えば金融や製造など、様々な業種がありますが、お客様自身がそれでお金を生み出す事業のコアな部分を指します。
そういった部分に一番寄与できるような組織でありたいと考えています。まだまだ道半ばではありますが、お客様のビジネスの本流をHOPESで支えることを目指している組織です。
―なるほど。お客様のビジネスの本流を支える存在ですね。
藤高: そうです。我々の現在のメイン事業はSESビジネスですが、お客様のニーズを先んじて掴み、より幅広い価値提供ができるような組織にしていきたいと考えています。具体的には、オファリング提案、BPOやグローバルのサポートができれば面白いのではないかと思っています。
お客様の課題は必ずしもITで解決できるわけではなく、業務自体をアウトソーシングすることも一つの方法かもしれません。海外進出をされているお客様も多くあり、グローバルサポートもできる組織になれれば良いと思っています。そうすることで、徐々に二次請けメインのポジションからプライム比率を伸ばしていきたいと考えています。
そうするとポジティブなスパイラルが生まれ、単価向上やひいてはSIのピラミッド構造の脱却につながると思っています。好循環ができるような組織にしていくためにも、先んじてニーズを掴んで吸収していくことが重要だと考えています。
―それはいいですね。顧客へ貢献することと、処遇が上がることは上手く循環させたいですよね。
一方で、三ツ石さんはどうお考えですか?
三ツ石:基本的なベクトルは一緒です。やはり一緒にバディ(笑)を組んでやっているので、表現は違えど考えていることは同じです。
加えて言うなら、我々のお客様の先には実社会があり、我々の仕事が社会貢献につながっていることを、もっと感じられるようなビジネスや仕事を増やしたいと考えています。例えば、ヘルスケアの領域はなかなか手が出せなかったのですが、藤高さんやマネージャーの川津さんを中心に計画を進めてきたことで、ビジネス展開の目途が立ちました。今後も、ヘルスケア以外の領域でもアカウントを増やし続け、さらに社会貢献につながるビジネスを構築していきたいですね。

―ありがとうございます。アカウント本部の立ち位置や目指すところについて理解できました。
さて、そんなアカウント本部の成長や発展のためには、是非とも多くの仲間を集めていきたいのかなと思いますが、その辺りはどうお考えでしょうか?
三ツ石:当然そう思っています。私はこの会社にもう20年ほどいて、マネジメントや採用の経験も長いです。入社した社員がちゃんと未来を描ける組織にしたいという一心で働いてきましたので、私と一緒にこの会社を好きになってくれる仲間とは多く出会いたいですね。
―ホープスにマッチする方はどんな方なんでしょうか?
三ツ石:人柄の良さ、特に誠実な方ですかね。これは採用で大事にしているポイントとも重なってきます。面接の短い時間で誠実さを見抜くのは難しいですが、例えばアイスブレイクの際の相手の反応や、その後のやりとり等で話し方や聞き方が丁寧ですと、やはり印象が良いです。また誠実さは会話の中でじわじわと伝わってくることもあるので、しっかり自分の言葉で説明しようとする姿勢などがあるとさらに良いと思います。
藤高:私も同意見ですね。お客様あってのビジネスですので、誠実さやコミュニケーション能力は、非常に重要な要素です。お客様がこの人と働きたいと思うかどうかが一つの基準ではないでしょうか。高いスキルを持っていることも、それはそれで重要ですが、一緒に働きたいと思わせる人間力みたいなものがホープスではマッチすると思いますね。実際に中途で入社した私としては上原社長をはじめ、皆さんからそういう魅力を沢山感じております。

―ありがとうございます。ホープスの5つのバリューのひとつに「不器用でも、誠実に」というものがあります。お二人のお話しからも、このバリューがしっかりと根付いていることがよく分かりました。
次回の後編では、お二人の「仕事への考え方」や「現在の夢」など、パーソナルな情報をお話しいただきます。